ボクシングで背の低いボクサーが背の高いボクサーに勝つ方法。

ボクシングで背の低いボクサーが、背の高いボクサーに勝つには

どうすればいいのか?

背の高いボクサーは、やはりリーチも長い。

背の小さいボクサーにはやりにくいものだ。

ジャブがじゃまになってなかなか相手の懐に入れないのである。

とにかくジャブをかいくぐって戦わないといけない。

しかし、ジャブが速いし相手との距離が近くならない。

相手との距離が遠くてパンチが届かないのである。

どうしたらパンチが当たるんだろうと思えば思うほど

どんどんパニックになっていきますね。

僕は、こんな時はいつもマイクタイソンを例に出すことが多い。

マイクタイソンと言えば、全盛期ではヘビー級最強と

言われたボクサーであります。

この人です。

今の若い人は知っているかどうかはわかりませんが……

このマイクタイソンの身長は180cm弱くらいと言われている。

ヘビー級のボクサーの中では非常に小さい。

ヘビー級のボクサーは、だいたい190cm以上のボクサーが多い。

体格もマイクタイソンよりの一回り大きいボクサーが多い。

そんな中で、KOの山を築いてきたタイソンのボクシングはすさまじい。

練習風景を見ても、本当に凄いです。

軽量級くらい速い動きをするので驚きますよ!

まず、タイソンはピーカブースタイルという構え方をする。

ピーカブースタイルとはグローブでがっちりアゴをカバーする

そして、常に頭を振って相手の懐に入っていく。

背が小さな選手は、背の高い選手と戦う時に、どうしてもやってしまうことは

自分のパンチをあてようと、自分も背伸びをしてしまうことです。

ジャブを打つときも、伸び上がってしまいアゴが上がってしまったりします。

マイクタイソンは、小さな体を更に小さく折りたたみ

下から上に突き上げるようなジャブを打つ。

常に頭を振り、頭の位置を変えることにより相手の的にはならない。

相手は背が高いので、ボディも開きやすいのでボディを狙っていく。

ボディを打てば、相手は前かがみになりタイソンと身長が近くなる。

だから、タイソンはボディを右で打ち、同じ右でアゴにアッパーを打つ。

この写真はマイクタイソンでありませんが、こんな感じでアッパーを打ちます

ある試合では、相手が上からバンバンパンチを打ってくるのを

すべてよけたタイソンは、最後に体ごと左のフックをアゴに

叩き入れダウンさせた。

この時も、マイクタイソンは後ろに下がらず体を前にかがめて

前で前でパンチをよけている。

背が小さい選手が背の高い選手に勝つには常に下から上に攻撃することです。

絶対に体を浮かせてはいけない。

背伸びしてパンチを当てようとしてはいけない。

バランスを崩したら、もう終わりです。

しっかりと地に足をつけて、背を丸めて戦うことだ。

逆に背の高いボクサーから見た戦いにくい背の低いボクサーとは

次は逆から見てみましょう。

背の高いボクサーというのは基本的に背の小さなボクサーと

戦うのは楽だと感じている。

ジャブさえ出していれば、相手を寄せ付けることがないし

フットワークでかわしやすい。

しかし、中には戦いにくい相手もいる。

それは、お構いなしに頭を振って向かってくるボクサーである。

重戦車のように頑丈な体で大きなフックを振り回してくる

背の小さなボクサーが苦手なんです。

僕は背が高いからよくわかるんです。

そして、ガードがしっかりしているボクサーも嫌ですね。

マイクタイソンのガードも非常にしっかりしている。

ガードを崩せないというのも、非常にやりにくいのです。

マイクタイソンは決定的なパンチをもらわないように

いつもアゴをグローブでカバーしている。

これは、練習の時にいつもグローブの親指を歯で噛んで練習している。

だから練習用のグローブの親指は破れている

それくらいガードをしっかりしてアゴをカバーしているのです。

一番戦いやすいのが、ガードをせずにただフックを振り回すだけの

背の小さな選手はジャブがバンバンあたるのでやりやすい。

ジャブが当てられない場合、もうお手上げだ。

全盛期のマイクタイソンは、とにかくパンチをよけるのがうまい。

あれだけパンチをかわされたら、たまりませんね。

そして、パンチが速くコンビネーションが速くて強い。

こんな背の小さな選手はやりにくいものです。

ボクサーで背が小さいと悩まずに、戦い方を工夫しよう。

山中と戦ったネリにしても背は小さかった。

現在は薬物問題で大変ですが、背は小さいなりに

いい戦い方をしていた。

その他、レナードがライトヘビー級に挑戦した時も

かなりの身長差があったが、フットワークを使い

前半は上手く相手のパンチをかわし続けた。

そして後半にKOした。

とにかく、背が高い選手はジャブが当たれば勝てると感じるが

ジャブを当てられなくなると、パニックになる。

だから、背が小さなボクサーは、背の高いボクサーの

ジャブを殺してしまえば、まず勝つ基礎はできる。

ジャブの殺し方は、パーリングでもいいしガードだけでもいいが

パーリングしたあとも、ガードのあとも必ず頭を振ることだ。

バックステップするよりも、相手に向いながらヘッドスリップで

パンチをよけ、前にでることが背の高い選手に勝てる方法だ。

頭の低い位置から、ブルンブルンとフックを打たれると嫌ですね。

 


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