ジャブを強く打ちたいと思うボクサーは多いです。ジャブというのはボクサーに欠かせない武器である。
当てることに集中しすぎるとカウンターを食らってしまうし、体が前に出過ぎてバランスを崩してしまったりする。
それだけに思い切ってジャブを打てないこともある。
しかし相手との距離を間違えなければ、そんな心配はない。
しっかりと自分の距離を作っておき、軽いジャブで距離を測って起き
自分の距離になれば、強い踏み込んだジャブを打てばいい。
効かすジャブとはスピードはもちろんのこと、腰の入れ方や左肩の入れ方や右の肩の引き方と前の足の踏み込み、後ろ側の足の蹴りです。
私が若い頃は、ジャブをとことん練習してきました。毎日毎日ジャブを体に叩き込みまくりました。
その頃は、ストレートの練習をしていなかったせいか右ストレートよりも左ジャブの方が強いくらいになっていました。
練習生相手なら、ジャブだけでも倒せるくらいのパンチ力がありましたよ。
この頃は、拳も鍛えあげていましたから当たれば「ガツン」という感じが拳に伝わってきて、相手は痛がっていました。
とにかく、距離が良くないとパンチは効かないので自分に距離を作る事です。
まとめますと、
①軽いジャブで自分の距離を作り確認する。
②強いジャブを出すと同じくらいに前の足を踏み込む
③うしろ足は思いっきり蹴る。
④肩は前の方は「グッ」と中に入れて、後ろ側の肩は後ろに引く。
⑤当たる直前に拳を握りパンチを当てる
こんな感じで毎日の練習をやって下さい。